基準期間の課税売上高とは
基準期間は、課税事業者か免税事業者か、及び簡易課税制度を適用できるかどうかの判断をする基準となる期間です。原則として、個人事業者の方の基準期間は、課税期間の前々年をいいます。令和元年分(平成31年1月1日~令和元年12月31日)の確定申告については、その基準期間は、平成29年1月1日~平成29年12月31日となります。
基準期間の課税売上高は、消費税が課税される取引金額の売上金額(消費税額及び地方消費税額を除きます。)と輸出取引などの免税売上金額の合計額をいいます。なお、売上返品、売上値引や売上割戻し等に係る金額(消費税額及び地方消費税額を除きます。)がある場合には、上記の金額からこれらの合計額を控除した残額をいいます。