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外国税額の繰越控除
Q 外国税額の繰越控除 [平成25年4月1日現在法令等]

A 外国税額控除は、外国所得税を納付することとなる年においてその年分の所得税額(外国所得税の額が所得税の控除限度額を超える場合には、所得税の額及び復興特別所得税の額)から一定額を差し引くものですが、国外所得が生じた年と外国所得税を納付することとなる年が一致するとは限りません。そのような国外所得の発生年と外国所得税の納付年との年分の違いを調整するため、外国所得税の額と所得税の控除限度額との差額のうち一定額を翌年以降3年間繰り越すことができます。

(1) 外国所得税の額が控除限度額を超える場合
 その年において納付することとなる外国所得税の額が、その年の所得税の控除限度額及び復興特別所得税の控除限度額と地方税控除限度額(その年の所得税の控除限度額の30%)との合計額を超える場合、その年の前年以前3年内の各年の所得税控除限度額のうち、その年に繰り越される部分の金額(以下「繰越控除限度額」といいます。)があるときは、その繰越控除限度額を限度として、その超える部分の金額をその年分の所得税の額から差し引くことができます。



(2) 外国所得税の額が控除限度額に満たない場合
 その年において納付することとなる外国所得税の額が、その年の所得税の控除限度額に満たない場合、その年の前年以前3年内の各年において納付することとなった外国所得税の額で各年において控除しきれなかった金額(以下「控除限度超過額」といいます。)があるときは、その控除限度超過額の合計額(以下「繰越外国所得税額」といいます。)を一定の範囲内でその年分の所得税の額から差し引くことができます。